忍者ブログ
202504090213
CATEGORY[]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


200701110005
CATEGORY[気まぐれな貴族シリーズ]

遊びで作ってみた 赤頭巾パロです。

役どころ発表

 

赤頭巾ちゃん/公爵夫人、お母さん/スノー、狼/A君、お祖母さん/伯爵、

猟師/メイド長、ナレーター/占い師



 

ナレーター(以下ナ) 昔々、ある所に赤頭巾ちゃんという可愛い女の子がいました。

 

赤頭巾(以下赤)「そこの人、私喉が渇いたの。そうね、牛乳がいいわ。」

村人「はい、赤頭巾様!」

 

ナ:・・・とてもとても素直で可愛く、村中の人に愛されている赤頭巾ちゃんは、ある日お母さんにおつかいを頼まれました。

 

お母さん(以下母)「赤頭巾や赤頭巾、今から森の奥に住むお祖母さんの所へお使いに行ってほしいのよ。お祖母さんは病気みたいだから、そのお見舞いね。はい、これとこれをもって。」

 

ナ:お母さんは、赤頭巾ちゃんにお菓子とワインの入ったバスケットを一つ渡すと、家から放り出してしまいました。

 

赤:「お母さん!行くなんて一言も言ってないわ!」

母:「では、誰が行くのでしょう。私は、貴方が扇で切り刻んだ部屋の修復で忙しいのだけど・・・・」

赤:「行ってきます。」

 

ナ:こうして赤頭巾ちゃんは、森の中へと進んでいきました。

赤頭巾ちゃんが、無防備に、まるで赤絨毯を歩いているかのように優雅に森の中を歩いていると、それを森に住む狼が見ていました。

 

狼:「あれ?あれは、村で人気の赤頭巾さんですね。」

 

ナ:・・狼は丁寧語を使わない!

狼:あっ・・すみません。

ナ: ゴホンッ 狼は丁度お腹が空いていたので赤頭巾ちゃんを食べてしまおうと考えました。

狼:えっ!?

ナ:はいはい。泣かないの!

 

狼:「あの~赤頭巾ちゃん、何処に行くんですか?」

 

ナ:狼は赤頭巾ちゃんに話しかけました。

 

赤:うっ!「・・・・あ・・貴方は狼さん。私は、森の奥に住む病気のお祖母さんのお見舞いに行くのよ?」(棒読み)

 

ナ:赤頭巾ちゃんは、狼の姿に口元を隠し、目を合わさないようにしながら答えました。

 

狼:「そうなんですか。でしたら、あちらに咲いている花なんて持っていったらどうですか?」

 

ナ:狼が指差す場所には、綺麗な花々が咲いています。

 

赤:花なんかより私は君の方が・・・・!

ナ:はい、ストップ!赤頭巾ちゃんが狼襲ってどうするんですか、まったくもう!

ほらっ、はやく続きの台詞言ってください!

 

赤:「まぁ、なんて綺麗なんでしょう!お祖母さんのお土産にしましょう!」

 

ナ:赤頭巾ちゃんは、夢中で花々を取り始めました。

その間に、狼は森の奥のお祖母さんの家へと向かいます。

 

お祖母さんの家

ナ:狼はコンコンと家のドアを叩きます。

 

お祖母さん(以下祖母)「開いてますよ~」                                                                         

 

ナ:狼はドアを開けて、家の中にいるお祖母さんへ襲い掛かりました。

 

狼:「いただきま~す!」

祖母:「ぎゃー!」

 

ナ:狼は、お祖母さんをパクッと一口に・・・

どうしたの、早くパクッと・・・・

狼:すみません。僕には出来ません!

幼少の頃から、お育てした・・・・・

ナ:しょうがないでしょ、役なんだから!

狼:それでも、僕には・・・・!

逃げてください!

祖母:ありがとう・・・・

ナ:逃がしたら違う話になるでしょう!まったく・・・

 

ナ:そんなこんなで、お祖母さんは狼のお腹の中。

そこへ、赤頭巾ちゃんがやってきました。

狼は、お祖母さんの服を着るとベットへ潜り込みました。

 

赤:ううっ・・・・「お祖母さん、お加減はいかが?」

狼:「大丈夫ですよ。」

赤:「お祖母さん、どうしてそんなに大きな耳をしているの?」

(可愛いじゃないの、犬耳!)

狼:「それはね、貴方の声をよく聞くためさ。」

 

ナ:ちょっと、赤頭巾!口元押さえない!っていうより、ニヤケナイ!

 

赤:分かっているわよ!「どうして、そんなに大きな目をしているの?」

狼:「それはね、貴方の顔をよく見るためですよ。」

赤:(もって帰りたい・・・・)

 

ナ:赤頭巾、悶えない!

 

赤:これが悶えずにいられますか!

「どうして、そんなに大きな口をしているの?」

狼:「それはね、貴方は食べてしまう為です!」

赤:(いや、むしろ私が食べたいわ!)

 

ナ:こうして、一部の理性の限界に来てしまったところで、赤頭巾ちゃんは狼に食べられてしまいました。

 

ナ:お腹もいっぱいになった狼は、お祖母さんのベットでグッスリと寝てしまいました。

赤:やばい!やばいわ!もう、もって帰りたい!!

ナ:だから、あげませんよ。っていうより、お腹の中にいるはずの貴女が出てこないで下さい!まったく、もう!

 

ナ:そこへ、血の匂いを嗅ぎ付けて、森の猟師がお祖母さんの家へとやってきました。

猟師:人を、ハイエナとかの肉食獣と一緒にしないで下さい!

ナ:似たようなものじゃない!

猟師は、窓から家の中を覗いてびっくり!ベットに、狼が眠っています。

猟師:あれって・・・・・まったく、どういう趣味・・・・

ナ:主人公が大喜びだったんですから、いいじゃないですか。

 

ナ:猟師は、狼のお腹を切り、中から赤頭巾ちゃんとお祖母さんを助け出しました。

そして、狼のお腹に石を詰め込み、井戸に落としてしまったのです。

赤:なんですって!

ナ:落ち着いてくださいって。

狼:そうです。僕なんて切り裂くものもありませんし、井戸に落ちても死にませんから。

 

ナ:赤頭巾ちゃんは、末永く幸せに暮らしましたとさ。ちゃんちゃん。

 

 

 

 

占い師:「今度の小学校の出し物、これでどうです?」

伯爵:「子供、泣くぞ・・・(汗)」

A:「お願いですから、止めてください・・マスター」

夫人:「子供たちを泣かせたら許さないわよ!」

伯爵:「やべ! 終末戦争が勃発するぞ!?」

メイド長:「戦争・・・・・(キラーン)」

A:「戻ってきてください~メイド長様!(涙)」

 

PR
コメント[0] トラックバック[]
<<浦島太郎?? | HOME |無題>>
コメント一覧
コメント投稿















TrackBack
トラックバックURL

<<浦島太郎?? | HOME |無題>>

忍者ブログ [PR]